一般人のフルマラソン平均タイムと完走目安

フルマラソンは、一般のランナーにとって一大イベントです。しかし、初めて挑戦する場合、どれくらいのタイムで完走できるのかが気になるところです。この記事では、一般的なフルマラソンのタイムの目安と完走を目指すためのポイントを紹介します。
平均完走タイムの目安(男女別)
フルマラソンの平均完走タイムは、性別や年齢、体力などによって異なりますが、一般的に以下のような目安があります。
- 男性: 約4時間30分〜5時間
- 女性: 約5時間〜5時間30分
もちろん、これらのタイムは個人差が大きく、トレーニングや大会のコースにより大きく変動します。しかし、一般的にはこれらのタイムが完走を目指す際の参考になります。
年代別平均タイム目安
年齢によっても、フルマラソンのタイムに差が出ることがあります。以下は、年代別の平均タイム目安です。
| 年代 | 男性平均タイム | 女性平均タイム |
|---|---|---|
| 20代 | 4時間00分〜4時間30分 | 4時間30分〜5時間 |
| 30代 | 4時間30分〜5時間 | 5時間〜5時間30分 |
| 40代 | 4時間45分〜5時間15分 | 5時間15分〜5時間45分 |
| 50代 | 5時間00分〜5時間30分 | 5時間30分〜6時間 |
年齢が上がるにつれて、タイムは少しずつ遅くなる傾向がありますが、努力次第でタイムの改善は可能です。
ランニング未経験者の場合
ランニング未経験者がフルマラソンを完走するには、事前に十分なトレーニングが必要です。無理なく走れるペースを確保するために、最初の目安としては6時間〜7時間が一般的です。
トレーニングを積んでいくことで、完走は可能ですが、無理なペースで走らず、早めに歩くことも視野に入れると良いでしょう。
運動習慣がある一般成人の場合
普段から運動をしている成人であれば、フルマラソンを完走するためのタイムはおおよそ5時間〜6時間が目安となります。週に数回のランニングやジムでのトレーニングを行っている人は、安定して完走することが可能です。
サブ5・サブ6の目安ライン
サブ5(5時間以内で完走)は、フルマラソンの中でも目標として掲げられるタイムです。このタイムを目指すには、事前に十分な走り込みが必要です。タイムを縮めるためには、レース中にペース配分を意識して走ることが大切です。
サブ6(6時間以内で完走)は、初心者でも比較的目指しやすい目標です。ペース配分や水分補給をしっかりと行い、無理をせず完走を目指しましょう。
制限時間と完走率の関係
大会には制限時間が設けられています。制限時間を超えてしまうと、途中で大会を終了することになる場合もあります。制限時間内に完走するためには、計画的にペースを管理することが必要です。
大会ごとの傾向と注意点
大会によってコースの難易度や気象条件が異なります。例えば、山岳地帯を走る大会では、平坦なコースよりもタイムが遅くなりがちです。これに対して、大都市で行われる大会では応援が多く、モチベーションを維持しやすいと言えます。
大会の特徴を知り、事前に調整することが大切です。
練習歴によるタイムの違い
練習を重ねた人と、準備不足の人では、フルマラソンのタイムには大きな差が出ます。定期的に走ることができる人は、4時間台で完走することが可能です。一方、トレーニングが不十分な場合、完走すら危ぶまれることがあります。
早めに計画的にトレーニングを始めることが、タイムの短縮には不可欠です。
完走を目指すための基本ペース設定

フルマラソンを完走するためには、自分に合ったペース設定が重要です。無理なく走り切るために、適切なペースを見極め、体力を温存しながらゴールを目指すことが成功へのカギとなります。
キロペースの目安一覧
フルマラソンを完走するためのキロペースは、走者の体力や経験に応じて異なりますが、以下の目安を参考にするとよいでしょう。
- サブ4(4時間未満):キロ5分40秒〜5分45秒
- サブ5(5時間未満):キロ6分30秒〜6分40秒
- サブ6(6時間未満):キロ7分〜7分30秒
- 完走目標(6時間以上):キロ7分40秒以上
キロペースはあくまで目安であり、体調や天候によって調整が必要です。
前半と後半でのペース配分
フルマラソンでは、前半を速く走りすぎると後半に疲れが出てしまいます。理想的には、前半より後半を少しペースダウンして走ることが望ましいです。前半はエネルギーを使い過ぎず、後半に向けて体力を残しておくことが、完走への近道となります。
理想的なペース配分としては、前半はペースを控えめに、後半に少しペースアップすることで、全体的にバランスの取れたタイムを目指しましょう。
一般人が目指しやすいゴールタイム目標設定

フルマラソン初心者や一般的なランナーが目指しやすいゴールタイムの目標設定は、無理のない範囲で設定することが重要です。目標を達成するためのステップを踏みながら、少しずつタイムの短縮を目指しましょう。
最初の目標は完走を優先
初めてフルマラソンに挑戦する際は、まず完走を最優先に考えましょう。タイムにこだわるのは後回しにし、まずは6時間以内の完走を目指します。
完走目標に向けて、ペースを守り、無理なく走り切ることが大切です。過度にスピードを出すことなく、自己ペースでゴールを目指しましょう。
次に目指す「サブ6・サブ5」の基準
完走が達成できた後は、「サブ6」や「サブ5」など、具体的なタイム目標を設定して次のステップに進むことができます。
- サブ6:6時間以内の完走を目指し、一定のペースで走り続けること。
- サブ5:5時間以内を目指すためには、ペース管理が重要になります。
サブ5を目指す場合、ペースを安定させ、エネルギーを効率的に使うことが求められます。
練習期間と必須ランニング量の目安

フルマラソンを目指すには、十分な練習が必要です。週ごとの走行距離や練習期間を考慮し、計画的にトレーニングを行いましょう。
週あたりの走行距離目安
フルマラソンに向けた練習では、週ごとの走行距離を段階的に増やすことが重要です。以下は初心者向けの目安です。
- 初期:週30km程度
- 中期:週40km程度
- 後期:週50km以上
走行距離は、体調や経験に合わせて調整し、急激な負荷を避けましょう。
最低限の練習期間目安
フルマラソンを完走するためには、最低でも3ヶ月以上の準備期間が必要です。しっかりとした基礎を作るため、計画的に練習を進めましょう。
初心者の場合、3ヶ月以上をかけて徐々に走行距離を増やし、長時間走れる体力をつけていくことが大切です。
本番での失速を防ぐ体力・筋力づくり

マラソンや長距離レースでは、体力・筋力の不足が失速を引き起こす大きな原因となります。特にレースの後半、疲労が蓄積されることによって、体力が持たずにペースが落ちてしまうことがあります。そのため、レース本番での失速を防ぐためには、適切なトレーニングと筋力づくりが必要です。今回は、持久力や下半身の強化を中心に、レースに向けたトレーニング方法を紹介します。
持久力強化方法
持久力の向上は、長距離レースにおいて最も重要な要素です。持久力を強化するためには、長時間のランニングを繰り返し行うことが基本です。週に1回のロングランを取り入れ、距離や時間を徐々に延ばしていくことが効果的です。さらに、インターバルトレーニングを加えることで、スピードの向上も期待できます。
- ロングラン:週に1回、距離を増やしていく
- インターバルトレーニング:速いペースとゆっくりとしたペースを交互に繰り返す
- ペース走:一定のペースで走ることで、持久力を向上させる
下半身強化の重要性
マラソンにおいては、特に下半身の筋力が重要です。脚の筋力が不足していると、疲れが早く来てしまい、後半の失速を招きます。スクワットやランジなど、下半身の筋力を鍛えるトレーニングを積極的に行うことで、疲れにくく、安定した走りを維持できます。
下半身の筋力を強化することで、後半のペースダウンを防ぎ、安定した走りが可能になります。
レース後半の失速原因と対策

レース後半に失速する原因は、体力の消耗や補給不足、さらには精神的なダメージなどが考えられます。それぞれの原因を理解し、適切な対策を講じることが重要です。
体力切れによる失速
体力切れは、特に長時間のレースにおいて深刻な問題です。体力を維持するためには、レース前からの十分なトレーニングと、レース中の適切なペース配分が必要です。ペースが速すぎると、後半で急激に体力を消耗するため、慎重にペースを管理することが重要です。
補給・水分不足による失速
レース中の補給が不十分であると、エネルギー不足や脱水症状を引き起こし、失速を招くことになります。適切なタイミングでエネルギー補給を行い、こまめに水分を摂取することが不可欠です。
- エネルギー補給:20kmごとにジェルやバーを摂取
- 水分補給:15〜20分ごとに水やスポーツドリンクを摂取
当日の補給・装備で変わるタイム差

レース当日の補給と装備が、タイムに大きく影響を与えます。正しい補給と快適な装備を整えることで、レース中のパフォーマンスを最大限に引き出すことができます。
補給タイミングの基本
補給タイミングをしっかりと計画しておくことが、失速を防ぐカギとなります。レース中、特にエネルギーを消耗する前に補給を行うことで、体力を維持できます。一般的に、エネルギー補給は20kmごとに行うのが理想的です。
シューズ選びの重要性
シューズの選択は、レースのパフォーマンスに大きな影響を与える要素です。足に合わないシューズを履いていると、走行中に痛みや違和感を感じ、レース後半でパフォーマンスが低下することがあります。自分の足型に合ったシューズを選び、クッション性とサポート力を考慮して選びましょう。
| ブランド | 特徴 | おすすめ理由 |
|---|---|---|
| ナイキ | 軽量で反発力が高い | スピード重視のランナー向け |
| アシックス | 安定感とクッション性 | 長距離向けで疲れにくい |
| ニューバランス | 高いサポート力 | 安定性と快適さを重視 |
タイム短縮につながる練習メニュー例

フルマラソンを目指すランナーにとって、タイム短縮は大きな目標の一つです。 効果的な練習メニューを組み合わせることで、効率よく自己ベストを更新することが可能になります。ここでは、特に注目すべき練習メニューをご紹介します。
ロング走の位置づけ
ロング走はマラソンにおいて最も重要な練習の一つです。長時間走ることで、持久力を高め、エネルギー管理能力を養います。週に1回、フルマラソンのペースより少し遅めで、30km以上を走ることを目標にしましょう。ロング走を取り入れることで、実際のレースでの疲れに強くなり、最後までペースを維持しやすくなります。
ペース走の活用
ペース走は、マラソンの目標ペースを体感し、身体をそのペースに慣れさせるために重要です。週に1回、設定した目標ペースで10~15km走ることをおすすめします。この練習により、レース当日、一定のペースで走り続ける力がつき、タイム短縮が期待できます。
安全に完走するための注意点

マラソン完走を目指す際には、怪我や体調不良を防ぐことが重要です。無理なくトレーニングを行い、レース本番を迎えるための注意点を押さえておきましょう。
無理な目標設定を避ける
目標設定は重要ですが、無理をしすぎることは逆効果です。自分の現在の体力やスケジュールに合った目標を設定することが大切です。焦らず、少しずつタイムを縮めていくことが、マラソン完走への近道です。
体調リスク管理
体調管理はマラソンのトレーニングと同じくらい重要です。トレーニング中に違和感を感じたら無理をせず休養を取り、体調を整えましょう。また、十分な水分補給と栄養摂取も欠かせません。体調を整えてトレーニングを続けることで、レース当日に最高のパフォーマンスを発揮できるでしょう。


